音楽表現と制作方法の認めたくない劣等感について

ここ十数年で、DTM、すなわちコンピュータで音楽を制作する人が異常に増えた。
無論それは初音ミクの登場が大きな鍵となっているわけだが、それに加えてバックトラック作りの手軽さが急激に進んだことが原因にあるだろう。
ソフトを使えば、生で録音することが難しいドラムも、素人が生で録る何倍も良い音で録ることができる上、入手、演奏が難しい楽器も難なく表現可能だ。
ギターやベースなども、現在はかつてのような打ち込み臭さはほぼ解消され、実際に買えば何十万もするベースの音源は数千円?数万円で手に入る上、難しいフレーズもコンピュータ上なら再現はわけない。
これからの時代はどんどん弾き手は減っていくだろう。
それに伴って、これまで培われていた生楽器の表現やテクニック、録音に関わるノウハウなども失われてしまうことは想像に難くない。
私は正直、DTMに対する劣等感があるが、それを解消する術は今のところ思いついていない。ただ、今弾いている楽器と、弾いている事実を噛み締めながら、1日でも長く触れ合っていきたいと考えている。お金 急ぎ